【2025年3月~Part2~】

公示地価が発表されましたね。
うちの事務所近くは住宅地ですが、前年比109.37%。
公示地価と同じレベルで相続税路線価も上がりますね。

皆様は、公示価・路線価が上がるのは嬉しいですか?
相対的な資産も増えますので、嬉しい方も多いかと存じます。

不動産のプロという立場からの考え方は、
相続税路線価が上がると、相続税額が上がりますから大変ですよ!

なぜなら、
実勢価格(現実の取引価格)と公示価・路線価は違いますからね。

そして、考えなければならないのは、
相続対策として金融資産を増やさなければならない事ですね。

そこで、今回は株式とNISAのお話
まず、なぜ使い勝手が良い現預金から株式(投信)に変えるのでしょう?
それは、インフレ対策ですね。
儲けたいからという方はそれで良いのですが、インフレヘッジが課題。

そもそも、インフレの定義は曖昧なところがありますが、
経済学とやらで学んできたインフレとは異なる、
コストプッシュ型の物価高に立ち向かわなければならないのです。

【地主さんの株式に対するポジション三類型】
1.金融知識もあるし、積極的に利益を取っていきたい方

⇒ 長期投資か短期投資かをはっきりさせましょう。
  ここに当てはまる方は自己責任で行える方ですね。

2.多少のリスクは取れますが、あまり積極的にはしたくない方
または 金融資産の中で株式の割合を少なくしたい方

⇒ a.ほったらかしにしたい方
    NISAを利用した積立型のインデックスファンドが良いでしょうね。
  b.少しは自分でコントロールしたい方
    NISAが良いかどうかは検討が必要です。

3.損失という言葉が、1円でも嫌な方
⇒ インフレ期であっても、株式(投信)による投資は止めた方が良いですね。

という事で補足です。

NISAの是非ですが、
メリットは、利益や配当に対する譲渡税が免除されていること。
デメリットは、損益通算の考え方がそもそも無いこと

2.-a.タイプの方は、リスクを取らないため損益通算を利用するよりも、
譲渡税が掛からない事により、気持ちの上で換金をしやすいためです。
損失が出ていない限りは、流動性が高いと言えるでしょう。
ただ、同種類に偏りすぎない方が良いですね。

2.-bタイプの方は、損益通算も頭に入れておく必要がありますね。
例えば、インデックスファンドは少額でつみたてNISA枠を利用しておいて、
明らかに安く購入できた個別株は、成長投資NISA枠に入れておいて、
ポジション取りの購入は、通常の特定口座で損益通算出来る構えですね。

3.タイプの方は、一切損失を出さない事は株式(投信)では無理ですので、
他の方法を考えましょう。余剰資産が多ければ、収益物件建築も有りです。

柏原は『2.-b』タイプですが、
個別株の株価が下がるとナンピン買いをしてしまうため、大変な時が有ります。

インフレヘッジの投資とはいえ、
1.タイプ以外の方は、投資額はストレスを感じないレベルに抑えましょう。

柏原